結局出張が長引いて、ナンシー名古屋店に行けなかったのが2月24日の金曜日。
その日は夜更かししたせいもあり、翌日起きたら昼過ぎでした。
デジマートを見たら、件のギターの写真が出ていました。
観た感じ、僕の好みとしては、もう少しチェリーが残っている色のほうがいいなぁという感想。
この日は結局犬の散歩などしているうちに時間も経過してしまい、このギターを観に行けず。
そして26日の日曜日の午後、ナンシー名古屋店に行きました。
ドアを開けると、この日のナンシーは混んでいました。
狭い店舗、奥のほうで岸田さんとギター教室の先生が会話をしてました。
店長の岩永さんが、さっそく上記写真のギターを弾かせてくれたのですが、今度はどうせなら1960年モデルの薄いネックが欲しいと思っていた僕にはちょっと厚い感じ。
でも、明らかにローポジションは、所有する1ハムのレスポールに使用されている1958年モデルのものよりも薄くなっていて弾きやすかったです。音もいい感じ。
クイーンの曲で試奏をしていたのですが、1月に京都で弾いた「Crazy Little Thing Called Love」を弾いていたら、岸田さんがギター片手に寄ってきて「ちょっと教えてよ」ということになって、へっぽこギタリストの僕が何故かプロギタリストにギターを教えることに(汗)
まずはスタジオ盤のソロの部分からだったのですが、フレーズに出てくるペンタトニックから外れた1音が岸田さんの引き出しには無くて新鮮だったようです。すぐに僕が弾いたフレーズをコピーするところは流石、と思ったのもつかの間。5音鳴らす部分が1音余計な音が入って6音鳴ってしまっていました^^
これは似たようなフレーズが手癖になってしまっているせいというのはご本人の弁。
あと、この曲におけるソロでのブライアン独特のタメも岸田さんには違和感あったようで、なかなか体得できず。
ソロの部分のバッキングをコードで僕が弾き、岸田さんがソロギターをブライアン・メイ風に弾くこと何度も。そして、出だしから通して(恐れ多くもワタクシが)コード進行を岸田さんに教えながら、一緒に2本のギターでのセッション状態に。
岸田さんが「これ、今度一緒にライブで演奏しようよ。僕は、バッキングはリズムさえ合ってれば後は気にしないから。」などと、本気か冗談か分からないお言葉までもらってしまいました。
(ワタクシ、コードストロークが上手では無いので本当なら必死で練習しなければですが^^;)
そうこうするうちに、いつの間にか長時間が経過。
この日はケリー・サイモンさんのギタークリニックに行く日だったのですが、もう行かないと間に合わないかもしれない時刻になってました(汗)
そしていつの間にか1959年モデルのネックも手に馴染んでました(大汗)。。。。
でも初志貫徹と思って、今度は1960年モデルの薄いネックが欲しいことを岸田さんに相談したのでした。そしたら「ウチには60年モデルって入れてないでしょう?」(僕の心の中「そういえばそうだなぁ。」)でも、ふと気がついて「この前の、クラプトンのレスポールは60年モデルでしたよね?」と訊くと、「あれはクラプトンだったから特別に入荷したけど」というお言葉に続いて、「ヴィンテージならば木が乾燥しているからいいんですけども。理由は。。。」とのこと。
うーん、それならば面倒だなぁ。と思いつつ、商談に入りかけたときにもうタイムアウト。
僕:「これから、ケリー・サイモンさんのギタークリニックに矢場町のパルコまで行くので!」
岸田さん:「今夜、僕のライブ来るよね? ライブ終わった後にね。」
ということで、自転車をこぐこと全速力。パルコの島村楽器でのケリー・サイモンさんのギタークリニックにギリギリ間に合ったのでした。
続く