実は僕は以前「その1」を書いた後に、「その2」を書かなかった前科があります。
何故か今でもグーグルで"宇井かおり"で検索すると、上位にくるので困惑しているのですが、このときの「その2」は構想倒れで終わりました。宇井さんのことをよく知らないのに、あまり踏み込んだ話を憶測で書くのはよくないと思ったからでした。
さて話を戻します。成毛滋さんの番組に17歳の高校生が送ってきたテープというのはこの Don’t Tell Me You Love Me でした。ブラッド・ギルズとジェフ・ワトソンのパートを両方オーバーダビングで弾いていますが、僕は当時上手な友人同士二人で弾いているのかと思っていました。
今や年齢の分母が大きいので4〜5歳違いは同世代という気がしますが、当時大学生だった僕には「高校生でこれだけ弾けるとは」と衝撃的でした。
僕がギターの趣味を復活する寸前の2002年頃、この高校生のその後をネットで見つけて知ることになりました。 古川師範代さん です。
その後、パープルエクスプレスで成毛さんの代わりにギターを弾く役目で出演していたようですが、当時は聴いていなく知りませんでした。
ときどき古川さんのサイトの掲示板などにも書き込みをさせていただいて、 ストラトの改造のときなどもDGヒールカットのことなど相談に乗ってもらいました。
古川さんのセカンドCDも譲っていただきました。
直筆サイン入りです。
このアルバムには、成毛滋さんもオルガンで参加しています。
パープルエクスプレス直系の速弾きの曲もありますが、僕のお気に入りは POWER OF LOVE や、 TWILIGHT といったギターバラードです。POWER OF LOVE の大きく揺れるビブラートなどはカッコよくてシビレます。
しかし僕は、古川師範代さんは高速ギタリスト系の音楽を目指していたのかと思っていたので、現在は ZEPのコピバン をやっているというのが意外でした。
一昨年のステージのDVDも譲っていただきました。
右下に印刷してある、「無断複製 無問題」というのがいいですねぇ。(笑)
彼らは昨年10月に大阪でライブをやっています。その時古川師範代さんから「マットさんもどうですか?」と声をかけていただいたのですが、翌週に自分の京都BBAでの一発合わせセッションを控えていて、悪あがき仕上げ中だったので断念しました。
そのときの大阪での、 「幻惑されて」の動画です。演奏が素晴らしいのはもちろんですが、
5分付近からは必見です。笑えます。
ギターは安物のテレキャスを、直前までご自身のサイトで、自分でジミーペイジ仕様に改造するところを初めから完成までアップしていたものです。古川さんの日記の 06年6月〜8月 あたりに書いてあり、ボディートップの絵もいい感じです。
しかし、大昔にラジオにテープを投稿した方の音を聴いて、そしてインターネットの発達のおかげで、その投稿した古川さんとネットを通じて交流することができるとは当時は想像すらしませんでした。未来には何が起こるか当時は全く予想もしていなかったわけです。^^
(この記事を書くにあたって「直リンOK」を許可していただいた古川師範代さまに感謝します。)