2007年12月31日

パープルエクスプレスと古川師範代さんのこと(その2)

少し間が空いてしまいましたが、前に書いた続き、表題の「その2」を書きます。

実は僕は以前「その1」を書いた後に、「その2」を書かなかった前科があります。
何故か今でもグーグルで"宇井かおり"で検索すると、上位にくるので困惑しているのですが、このときの「その2」は構想倒れで終わりました。宇井さんのことをよく知らないのに、あまり踏み込んだ話を憶測で書くのはよくないと思ったからでした。

さて話を戻します。成毛滋さんの番組に17歳の高校生が送ってきたテープというのはこの Don’t Tell Me You Love Me でした。ブラッド・ギルズとジェフ・ワトソンのパートを両方オーバーダビングで弾いていますが、僕は当時上手な友人同士二人で弾いているのかと思っていました。

今や年齢の分母が大きいので4〜5歳違いは同世代という気がしますが、当時大学生だった僕には「高校生でこれだけ弾けるとは」と衝撃的でした。

僕がギターの趣味を復活する寸前の2002年頃、この高校生のその後をネットで見つけて知ることになりました。 古川師範代さん です。
その後、パープルエクスプレスで成毛さんの代わりにギターを弾く役目で出演していたようですが、当時は聴いていなく知りませんでした。

ときどき古川さんのサイトの掲示板などにも書き込みをさせていただいて、 ストラトの改造のときなどもDGヒールカットのことなど相談に乗ってもらいました。

古川さんのセカンドCDも譲っていただきました。

1 CREVICE-1.JPG

直筆サイン入りです。

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このアルバムには、成毛滋さんもオルガンで参加しています。
パープルエクスプレス直系の速弾きの曲もありますが、僕のお気に入りは POWER OF LOVE や、 TWILIGHT といったギターバラードです。POWER OF LOVE の大きく揺れるビブラートなどはカッコよくてシビレます。

しかし僕は、古川師範代さんは高速ギタリスト系の音楽を目指していたのかと思っていたので、現在は ZEPのコピバン をやっているというのが意外でした。

一昨年のステージのDVDも譲っていただきました。

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右下に印刷してある、「無断複製 無問題」というのがいいですねぇ。(笑)

DSC00023 (3).JPG

彼らは昨年10月に大阪でライブをやっています。その時古川師範代さんから「マットさんもどうですか?」と声をかけていただいたのですが、翌週に自分の京都BBAでの一発合わせセッションを控えていて、悪あがき仕上げ中だったので断念しました。

そのときの大阪での、 「幻惑されて」の動画です。演奏が素晴らしいのはもちろんですが、
5分付近からは必見です。笑えます。

ギターは安物のテレキャスを、直前までご自身のサイトで、自分でジミーペイジ仕様に改造するところを初めから完成までアップしていたものです。古川さんの日記の 06年6月〜8月 あたりに書いてあり、ボディートップの絵もいい感じです。

しかし、大昔にラジオにテープを投稿した方の音を聴いて、そしてインターネットの発達のおかげで、その投稿した古川さんとネットを通じて交流することができるとは当時は想像すらしませんでした。未来には何が起こるか当時は全く予想もしていなかったわけです。^^

(この記事を書くにあたって「直リンOK」を許可していただいた古川師範代さまに感謝します。)
posted by マット at 03:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月30日

デジカメ、その後のこと。

先日、デジカメが壊れてソニータイマーに言及する記事を書きました。

年明け1週間ぐらいは結果が出るまで(無償or有償)かかると思っていましたが、なんと本日デジカメが直って帰ってきました。

しかも、家まで取りに来てくれた上に、修理後も配達して持ってきてくれました。
さすがソニーさん。前回笙体を交換したときもE電社に自分で持っていかなければ良かった。

CCDの故障ということで、お詫びの手紙も一緒でした。

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当然のように無償での修理でした。

1 Sony Timer-1.jpg

1 Red Special Sony.jpg外でレスペを撮影してみましたが、何の問題もなし。

ついでにといってはなんですが、全国のヤンアッカーマンファンの皆様には申し訳ないのですが、ボディーの裏側にもらったサイン、何も処理しなかったらこすれて3分の1くらい消えて、風前の灯になるのももうすぐです。(汗)

DSC00019.JPG

なにはともあれ、デジカメ直って、めでたしめでたし。
posted by マット at 17:17| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月29日

Sushi Cabaret Club at the ハードロックカフェ

昨日書いたチャリティーコンサートに行ってきました。

1 HRC nagoya.jpg

EVERYONE CAN BE AN ANGELと書いてあるポスターの下に,
スシキャバレークラブのメンバーの名前があります。

1 HRC nagoya-1.jpg

僕はハードロックカフェ名古屋に来たのはたぶん5回目くらいですが、ライブ演奏をやっているのを観たのは初めてです。
スシキャバのファンではない方が多いだろうという主催者側の配慮で、カバー曲が多かったです。1曲、キーが高すぎてデイブが歌えない曲もリクエストされて断ったそうです。(誰の曲だったのだろう?)

カウンターで飲もうと思ったのですが、もう喫煙席しか空いていないと言われたので躊躇していたら、おねいさんが二人掛けのテーブルに案内してくれました。ステージからは少し離れていたけど、高いステージとちょうど同じ高さの場所で悪くありませんでした。

僕のことを見つけたスシキャバのマネージャーのmimiさんが来てくれて、しばし談笑。上のデイブが歌えない曲等の情報はこのときの会話によるものです。
「女性のスシキャバのファンがもうすぐ来るので、相席してもらっていいですか?」というのでワクワクしていたのに(うそうそ)、結局現われませんでした。
代わりに演奏中盤頃にTさんが座りに来ました。お話するのは初めてでしたが、辞めたドラマーのマイクさんのファンだったそうです。
Tさんによると、ノブくんのドラムは正確すぎてロックしていないそうです。手厳しい。僕はマイクのスシキャバは1回しか見ていないので記憶にないのです。でも僕は、リズム隊が正確なことは重要だと思うのですが。^^

最後の方は前に降りて見上げて観戦してしまいした。

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セットリストは、
1.Digging a hole(スシ)
2. Brown Suger (Rolling Stones)
3. Walking by myself (Gary Moore)
4. Jonny be good (Chack Berry)
5. Superstition (Stivie Wonder)
6. Longtrain running (Doobie Brothers)
7. Sex Mashine(James Brown)
8. Rockes(Primal Scream)
9. Please Please Me (The Beatles)
10. Sons & Guns (スシ)
11. Crossroades (R. Johnson)
12. Rock'n in the free world (Neil Young)

アンコールで、先日のアコギライブに引き続きクイーンのWe Will Rock Youを少しやったのですが、先日同様デイブは歌詞をおぼえていないようで適当に歌ってました。英語圏の人間なんだから暗記しろよと思いました。(笑)
2曲スシキャバの曲を演奏して終了。1曲はSmile、もう1曲は忘れました。^^;

寄付は「子供一人に40日分」エンジェルさんの箱に入れてきました。
posted by マット at 14:22| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月28日

Feed A Child For A Yearライブ、100円で一人の子供に4日分の食糧を

スシ・キャバレー・クラブのマネージャーのmimiさんから連絡をいただきました。
本日ハードロックカフェ名古屋店で行われる行われるチャリティーイベント、演奏の予定だった他のバンドの緊急事態のため、代わりにスシ・キャバレー・クラブが出演するとのことです。

わずか 100円の寄付で4日間分の食事になるらしいです。

「ハードロックカフェ」では、干ばつと洪水による食料不足や、両親をエイズで亡くすなどで飢餓に苦しんでいるアフリカ、アジア、ラテンアメリカの子供達を救うために設けた基金、「Feed A Child For A Year(1年間子供に食糧を与えよう)」への募金プログラムを世界全店で実施しているらしいのです。

これを読んだ方で今晩ヒマな方、伏見の「ハードロックカフェ」に行きませんか?
ライブチャージは無く、100円を寄付して、あとはビール飲んでいるだけでもいいらしいです。

スタートは20時。僕も特に予定はないので行くつもりです。
と、いうか今年はライブ観戦の予定はもう無いつもりだったので、スシの演奏を見ることができるのが嬉しいです。^^

会場のハードロックカフェ名古屋の場所は ここです
posted by マット at 13:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

年末年始の連休開始! しかし・・・。

昨日から1月6日まで仕事が休みです。ギターを好きな時に好きなだけ弾けるぞー、やったね!と思っていたのですが、、、昨日左手の薬指を突き指してしまいました。突き指なんてしたの、大昔にバスケットボールやっていた時以来です。

リビングに障害物が置いてあって、それに躓いてコケてしまいました。
今朝起きたら、昨日よりも曲がらなくなっていました。指が曲がらないという機能的な面ありますが、そもそも痛くてギターを弾くどころではありません。
ネットで調べたところ完治まで早くて1週間、長いと数週間を要するらしいです。がっかり。

先日のZEP公演がジミー・ペイジの突き指で延期になったとき、
僕は某掲示板に『ZEP公演延期の原因の突き指って、球技でもやってたのかと思ったら、石畳を歩いてたらコケて怪我したらしいです。普通に歩いていて転ぶって、老人のようでなんだか寂しいです。(って、年齢からいったら老人か。)』などと茶化した書き込みをしたので、黒魔術の祟りがあったのかもしれません。^^;

名古屋に来て16年。途中転勤で3年弱だけ千葉県民になりましたが、毎年東京に帰省していました。でも、今年は帰省せず家にず〜っといるので、本当にギター弾きまくるつもりだったのですが。orz
posted by マット at 11:15| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月26日

パープルエクスプレスと古川師範代さんのこと(その1)

以前、僕が昔、いつのまにかギターを弾かなくなったことを書きましたが、パープルエクスプレスという深夜放送を聴いたのは、ちょうどその頃でした。

深夜にラジオ(文化放送)を聴いていたら、突然、成毛滋さんの声がラジオから聞こえてきたのでした。「日本人は手が小さいからナローネック(細いネック)を使うべき。スケールもロングスケールではなく、ミディアムスケールの方がいいです。」と言って、スクワイヤーブランドのフェンダー・ジャパンのストラトを推していました。
これを聴いて、なるほど理にかなっているなと思いました。左がポール・ギルバート、右が成毛滋さんです。手の大きさが全く違います。
このギター、後で知ったのですがフェンダーから「ミディアムスケールはギブソンの長さだから」という理由で、最初は「フェンダー」を名乗らせて貰えず、「スクワイヤー」のロゴをヘッドに入れられたそうです。
僕がギターの雑誌とかを読んでいた頃は、まだフェンダー・ジャパンは出来ていなかったので、パープルエクスプレスを聴いたのは僕がギターをやめた直後で間違いなさそうです。

番組のアシスタントだったジューシーフルーツのイリアさんを相手に、成毛さんが誰でも弾けるようにギターを教えるというコーナーがありました。
僕が聴いたときは、ゲイリー・ムーアの「エンド・オブ・ザ・ワールド」のイントロの部分を教えていました。押さえるフレット数と弦の番号(1弦、2弦と言わずに、1番線、2番線と言っていた。)を成毛さんが言って、イリアさんが音を出すという形で、初心者でも簡単に弾けるように工夫した教え方でした。僕は思わず押し入れに入れたギターを引っ張り出してきて、弾いてみた記憶があります。

ところで、僕はイリアさんは「ジェニーはご機嫌ななめ」でヒットしたイメージが強くて、歌謡曲の人だと思っていました。だからイリアさんはギター初心者で、そんな彼女でもハードロックが弾けるように教えている番組、というイメージを持っていました。
でも、それは誤った認識だった事が先ほど分かりました。今回この文章を書くにあたって調べてみたら、イリアさんは中学3年からギターを始めて、ギターを始めたきっかけがプログレで、クリムゾンやイエスのコピバンでエレクトリックギターを弾いていたらしいのです。
こちらのサイトにその辺のことなどを含めかなり詳しく書いてありますが、何故かパープルエクスプレスで成毛滋さんのアシスタントを行っていたことは書いてありません。

その頃、ナイトレンジャーの「ドント・テル・ミー・ユー・ラブ・ミー」を完コピしてこの番組にテープを送ってきた17歳の高校生がいて、成毛さんは絶賛してこのテープを放送しました。
僕はこの天才高校生のギターを聴いて、「高校生でこんなに弾けるんだから、俺はやめて正解だったな。」と思った記憶があります。
(全く比較の対象ではないレベルだったのに何をいうか。>自分)

つづく。
posted by マット at 21:21| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月25日

グレッグ・フライヤー氏がレスペ周辺製品総元締めになるのでしょうか?

この前、憶測で書いた和製 レッドスペシャル、K’zギターの記事関連ですが、ブライアン・メイのギターをレストアしたことでブライアンの信頼も得て有名なフライヤーさんのサイトが更新されているのを発見しました。

グレッグ・フライヤーさんがBMG製品以外、ペダル等代理店の総元締めのようになるのでしょうか?

日・独・英・米にパートナーができるようです。日本のパートナーはK'zギターワークスです。
米国には、すぐにもうひとつパートナーができると書いてありますが、もしかしてK'zギターの「競争相手」だったRSギターでしょうか?

と、憶測でいい加減なことを、また書いてます。^^
posted by マット at 19:30| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月24日

これもソニータイマーか?

皆さまは、都市伝説として流布されている、ソニータイマーなる言葉を聞いたことがあるかと思います。

僕が使っているデジカメは、ソニーの Cyber Shot T11という製品で、動画も撮れて接写もできて重宝していました。半年くらい前に、スイッチが壊れたので修理に持って行ったら、ボディー半分ごと交換ということで1万円ちょっとかかりました。

今回、 パープルエクスプレスの話でも書こうかと思って、古川師範代さんのCDを写真に撮ろうとしたら、デジカメに変な症状が出ました。
全体にピンクがかった画面となっています。

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明るいところで撮影すると上のようになるのですが、暗い部屋に貼ってあるカレンダーの写真を撮ると、一応まともに撮れます。

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外で撮影しても、日陰で写真とると一応撮影はできます。でも2フレット付近がピンク色になっているのがわかると思いますが、これは弦にはさんだ6ペンスが反射しているのです。

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場所を移して外が映るようにすると、壁の向こうはこんな感じです。

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ウチのビーグル2ワンを撮ってみたけど、もうダメ。

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修理したほうがいいのか、買い換えたほうが良いのか、金欠病の私は悩みます。
posted by マット at 12:38| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月19日

今度はローリング・ストーンズのサイン入りギターが渋谷に。

今日、ナンシー渋谷店に行ってきました。(日付が変わったので昨日ですね^^;)

1 Nancy071218-1.JPG

店にはいると、岸田さんがいきなり「今度ライブでクイーンの曲を弾こうかと思うんだけど、何かいい曲、無い?」と聞いてきました。僕は「え?」と耳を疑いました。
岸田さんにブライアン・メイは、、、、似合いません。

僕「じゃ、愛と言う名の欲望でいいじゃないですか。確か岸田さん、以前あれで初めてクイーンで好きな曲に出会ったっていってたじゃないですか。」
岸田さん「うーん、何かもっとこれがクイーンだっていう曲を演奏したいんだよ。ボヘミアンラプソディーなんかどうかなぁ。」

ここで何故か、ボヘミアンラプソディーがナンシー渋谷店の店内に響き渡りました。
僕「え、ナンシーにクイーンの曲がかかっている。(イメージが違いすぎます。^^;)」

会話を聞いていた、岸田さんの次女のあさこさんがCDをかけたのでした。

岸田さん「あれ、あさこクイーンのCDなんて持ってたんだ。」
次女さん「私、クイーン好きなんですよ。岩ちゃん(名古屋店店長の岩永さん)がクイーンのグレイテストヒッツを持ってるって言うから持ってきてもらったのよ。」
僕「次女さんも、岩永さんもクイーン聴いていて、息子さんがクイーンのファンだったら、クイーン嫌いなの岸田さんだけじゃないですか。」
岸田さん「嫌いじゃないよ。人聞きの悪い・・・。興味が無かっただけだよ。で、何かいい曲ないかなぁ。アメリカっぽいのがいいな。」
僕「じゃ、同じアルバムに入っているグッド・カンパニーなんて楽しくていいですよ。」
岸田さん「(聴いて)これじゃアメリカっていうよりビートルズみたいだからダメだよ。」
僕の心の中の声「これってニューオリンズだったかのオマージュじゃなかったっけ。(自信なし。ウクレレバンジョーが出てくるからそう思いこんでいただけかも。)」
僕「じゃ、ラブ・オブ・マイ・ライフなんかアコギ弾きながら歌えていいですよ。」
岸田さん「(聴いてみてから)これはダメだ。」
僕「何でですか?」
岸田さん「だってすぐにクイーンだって分からないじゃない。」
僕「クイーンでは有名な曲ですよ。ライブでも大合唱になる曲ですから。」
岸田さん「いや、クイーンのファンではない観客にもクイーンだって分かる曲がいいんだ。」
僕「じゃ、アコギで弾いて歌える‘39なんかどうですか?」
岸田さん「(聴いてみてから)これもダメ。ヨーロッパの雰囲気の音楽じゃない?」
僕「それならば、デヴィッド・ボウイと一緒にやったアンダー・プレッシャーはどうですか?」
岸田さん「(聴いてみてから)これは難しくてダメだ。」
僕は何が難しいのか訊く気力が失せていて、あえて訊きませんでした。(ギターが難しい曲では無いですし。)

ここまで読んでくださった方、岸田さんが何を演奏すると言ったか想像つきますか?
この時点で当てた方は、6ペンス100枚進呈してもいいぐらいです。^^

僕「誰が聴いてもクイーンだって分かる曲だったら、岸田さんがブライアンとお茶の水でお話しした頃に流行ったキラークイーンなんかどうですか?(半分ヤケクソでした。^^;)」
岸田さん「その曲知らないよ。」
僕「あの頃、ラジオからしょっちゅう流れてたから、絶対知ってますよ。」
岸田さん「いや、知らない。」
ここでキラークイーンを聴いた岸田さん「あ、知ってる。これ弾くことにするよ。今度コード表ちょうだい。」
僕「いいですよ。(本当かなぁ?からかわれたのでは。)」
岸田さん「この間のココペリではイーグルスなんて弾いちゃったでしょ?だから今度はクイーンも演奏してみるんだ。」
僕「・・・・・・・^^;」
僕「岸田さん、フレディーは声が高いからRIEさんに歌ってもらったほうがいいのではないですか?」
岸田さん「いや、僕が歌う。男が歌っている歌を女が歌うのは嫌いなんだ。」

だそうですが、僕は実現度20%以下だと思っています。(笑)
1月18日に、ココペリで、また“漫談”ライブやるそうですが、岸田さんがキラークイーンを演奏しないほうに6ペンス10枚賭けます。
だってKunio KishidaとBrian May、イメージが違いすぎますもの。^^

で、またまた最初から脱線しましたが表題の件です。
現在、ナンシー渋谷店にローリング・ストーンズのサイン入りギターが展示してあります。

Nancy071218-2.jpg(全然知らないで行ったら、さりげなく飾ってありました。)

これは名古屋では展示せず、渋谷店のみでの展示だそうです。
ギターもクイーンのサインギターみたいな、スクワイヤー・ストラトではないですよー。
1957年頃(たぶん)の、ビンテージのストラトです。
ストーンズの知り合いの有名ギタリストさんから譲ってもらったそうです。
値段を訊くようなヤボなことはしませんでしたが、サインが無くても数百万円(の前〜中半?)はするギターなので、サインのプレミアがつくととんでもない市場価格でしょうけど、欲しい方には垂涎モノなのでは?



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ちなみに今回は「Not For Sale」の札が無かったのですが、「面倒なのでつけなかっただけ。」と岸田さんが言っていたので売り物ではありません。悪しからず。


話はまたクルリンパと変わるのですが、クイーン+PRの“新曲”の「Say It Is Not True」、アマゾンで予約受け付けています。
たったの513円です。 12月31日発売だそうです。
売り上げは全てマンデラ基金に寄付されるということで、貧困とエイズの蔓延に苦しんでいるアフリカ方面に「たまには、ちょっとだけいいこと」をしてみてはイカガでしょうか。

僕も先ほど、右側のポチっと押してしまいました。(自作自演だなぁ。汗)
posted by マット at 00:02| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月11日

スシ・キャバレー・クラブのアコースティックライブを観に行った。

日曜日の夜、DOXYにThe Sushi Cabaret Club のアコースティックライブを観に行きました。

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思えば約1年前に、たまたま偶然このバンドを知ったわけですが、その直後ell. FITS ALLを始め、何度かライブを見に行くようなファンになってしまいまいした。ポップなロックがなんだか心地よく、また、バンドのメンバーさん達とも顔見知りになってしまい向こうから声をかけてくれたりして、なんだか不思議です。

今回のライブ会場はオールスタンディングならぬ、全員着席の限定50人。早めに置きチケをお願いしたおいたので、観ることができました。

ですが、遅めに会場に到着したため座れる席はわずか。
左側にアーロン・ブーテルさんが女の子とおしゃべりしている席、これは演奏が始まれば間違いなく座れそうでしたが、デヴィッド・フリーマンさんが弾くグランドピアノの天板に隠れて、恐らく他の3人を見ることができません。
で、一番右側にあいていたドラムのノブくんのすぐ前で観ることにしました。普段、ドラマーさんのプレイを近くでじっくりと見ることはなかなかないので、結果的に悪くない場所でした。

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このDOXYというライブハウス、ロックをアコースティックバージョンで演奏するのが流行ったバブル崩壊後の90年代みたいでもあり、また、なかなかおしゃれでバブルのころを思い起こさせるような会場でもありました。家人も誘えばよかったなぁと少し思ったりしました。
(そんなことはどうでもいいだろ>自分)

僕はスシキャバの魅力は、ヴォーカルのデイブのかすれたハスキーヴォイスと、楽曲の良さだと思います。

「フォール」のアコースティックバージョンです。



「カラー・オブ・ユア・ハート」のアコースティックバージョン、幻のファーストアルバム収録の曲なので、僕は元曲を残念ながら聴いたことがありません。



このあと、デヴィッド・フリーマンさんが美しいピアノソロを弾いていたら、なぜか途中で赤ちゃんの泣き声が・・・。



そのあと、「パンチング・クラウズ」の曲が出来た背景をMCで知ることができました。僕はこの曲、お気に入りの1曲です。

で、曲が始まりそうなときに再びさっきの赤ちゃんの泣き声が。
デイブ・ウォレスさんピアノのデヴィッド・フリーマンさんに、
「ちょっと待て、弾くな!」、デヴィッドさんそれに応えて「被害妄想になっちゃうよ。」
せっかくお洒落な会場なのに、先日のKunio Kishidaさんライブの漫談のようになってきました。(笑)



アンコールでは、クイーンの「We Will Rock You」が演奏されました。
(あとでドラムのノブくんに訊いたら、全然打ち合わせもなくなんとなく始まって、どうしようかと思ったと言ってました。^^)

続いて「ボヘミアンラプソディー」が何故か始まり、すぐに終了。僕が「他の曲もやってよ」と言ったら、デイブさん、僕の方を見て「クイーンのファンがいるぞ!」だって。
確かにそうだけど、参りました。(笑)



終了後、デイブさんのギターを見たら、ギターはジョン・レノンのサイン入りシグネチャーモデルでした。(ギブソンJ−160Eのコピーモデル。)

普段はエレクトリックなスシキャバの音楽、楽曲がいいのでアコースティックにアレンジしたバージョンもすごく楽しめました。
posted by マット at 23:05| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月10日

クイーンのサイン入りギターに手を触れた。

いや、だからどうだってことはないんですけど。(笑)
ナンシー渋谷店ではガラス越しの対面だったので。

ナンシー名古屋店では、ブライアンの写真付きで展示されてました。

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証明書は弁護士さんが発行しているのですね。
(写真をクリックすると拡大されるので、左上にAtorney at Lowと書いてあるのが読めると思います。)

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先日のKunio Kishidaライブ終了後に岸田さんが約束してくださったように、ギターを持たせてもらったのですが、、、。

指でつま弾くぐらいはしようかと思ったのですが、弦がサビサビでゆるゆるでチューニングするには程遠い状態。(汗)

しかも、ボリューム、トーンのつまみが3つとも全然回りません。
よく見ると、ツマミはピックガードに密着しているように見えます。
もしかしてダミー?

僕「岸田さん、これツマミが全然動きませんよ。ポッドが無いんじゃないですか?」
岸田さん「本当? 音出ししたこと1回もないからなぁ。」
僕「ピックガードに、接着剤でツマミが接着されているだけなんじゃないですか?」
岸田さん「これは、裏からねじ止めされているのかもなぁ。前のオーナーが何やったかまでは分からないからねー。」

というような会話がありました。

記念撮影するつもりは無かったのですが、撮ってくれるというので断る理由もないので、サイン入りギターとともに。

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すぐ帰るつもりだったのですが、話が楽しくて3時間も長居してしまいました。
ラッキーにも「岸田さんのブルース講座」も実演入りで聴講することができました。ブルースは難しい。

こういうとき、僕はクラプトンとかの「ブルース」ギタリストのコピーから入った方々に、コンプレックスを感じてしまいます。
(だったら今からでもコピーしろ。>自分)

店内にいたAさんが「クロスロードをコピーすれば、クラプトンのテクニックの8割は全部弾けるようになる。」と言ってました。

岸田さん「30年前なら、これで食えてたかなぁ?」
Aさん「成毛滋みたいですね。」

そういえば僕は、年初の目標は「カッコいいブルースが弾けるようになること。」としていましたが早12月。
この目標、来年も持ち越しとします。(汗)

この日は、このあと岸田さん17時半に店を閉めて、18時13分の新幹線に乗って20時から浜松でライブに出演とのことでした。

渋谷店の仲店長が円満退社してからの岸田さん、
社長兼、店長兼、店員兼、ミュージシャンはたいへんそうです。

僕はこの日は、このあとスシ・キャバレー・クラブのアコースティックライブに行きました。
posted by マット at 15:58| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月09日

Kunio Kishidaさんのアットホームなライブ

バンドでの今年の活動は最後と先日のアポロシアターで言っていた、kunio Kiahidaさんのアットホームなライブが、ココペリで行われました。
お店のChinaさんにお伺いしたところ、このライブハウスは11月にスタートしたばかりだそうです。

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当初はアコースティックライブと聞いていたのですが・・・。
先日、ミクシイのKunio Kishidaコミュにご本人が現れて次の発言。

岸田さん「ところで、今12月7日ココペリ&9日浜松のライブで使うギター選び真っ最中です。 前回とは違ったヴィンテージギターを何本か使うことにしました。」

で、ツッコミのレスをしてみました。(笑)

僕「あれ? ココペリ、アコギライブかと思っていました。 ヴィンテージ・アコギですか?」
岸田さん「エレキになっちゃった。。。。」

でも、当日岸田さんが使用したギターは、‘52レスポールスタンダード、’54ストラト、ドブロ、エヴァリーブラザーズということで、アコギも入っていました。

まずは、ドブロで新曲「ヴェリー・サザン」という曲。3枚目のCDに収録されるらしいです。



続いてポニリンさん、伊佐次さんと一緒に3人での演奏。

1 KOKOPELI-3.JPG

とにかくアットホームな感じの笑いのある楽しいライブでした。
ポニリンさんがミスピックとか、間違えるつど、岸田さんのリアクションが面白かった

最後は客席に来ていた岸田さんの音楽仲間さん達が参加して、
「SWEET HOME CHICAGO」と「KOCK ON THE HEAVEN’S DOOR」で終了。

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岸田さんのリクエストで本日からメニューに加わったという、ハンバーガーも食しました。

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おいしかったです。
posted by マット at 01:58| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月07日

クイーンのサイン入りギターは名古屋へ。

今日は東京本社に出張でした。(日付が変わったから昨日か^^)

昼過ぎに会議の休憩途中に、絶妙のタイミングで誰かから携帯に電話がかかってきました。
画面見たら、この日ギター屋のオヤジさんをやっている岸田さんからでした。

↓でも、ステージに立つと渋いブルースを弾く、プロギタリストKunio Kishidaに変身するカッコイイお方であったりします。

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要件は、「今日から来週の月曜日まで、クイーンのサイン入りギターをナンシー名古屋店に展示するから、ブログに書いてね。」とのことでした。

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名古屋近辺に住んでいらっしゃるクイーンのファンには一見の価値があるかと思います。
渋谷にあったクイーンのサイン入りストラト(スクワイヤー)がナンシーの名古屋店に来ています。
(ナンシーは入りにくいショップとは違います。ヴィンテージギターを買わなくてもOKです。お茶の水近辺の入りにくいヴィンテージショップとは一味違いますです。^^)

ここの左上にあるNagoyaをクリックすると地図があるので、道しるべにどうぞ。
公共の交通機関を使う方は、地下鉄の桜通線の「久屋大通」か「高岳」が最寄駅です。

ナンシー名古屋店、営業時間は昼12時から夕刻7時です。
今度の日曜は夕刻5時閉店だそうでございます。

以上、必見クイーンの4人のサイン入りギターに関する情報でした。^^
posted by マット at 00:43| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月05日

クイーン+ポールロジャースの“新曲”「Say It's Not True」

クイーン+ポール・ロジャースの日本公演でもアコギで演奏された、
「Say It's Not True」の新録音を、46664のサイトで聴くことができ、音楽のダウンロードもできます。

アレンジは、まさにクイーンといった感じがします。

ブライアンのSOAPBOXで紹介されていた、Youtubeの動画が下のです。ファンが「Youtubeに載せたけど、ダメならばすぐに消します。」とLettersに投稿したら、ブライアンが次のような返事。

「いつもこの手のことには複雑な気持ちを持っているけど、今回の音源は僕たちからの無料の贈り物だし、動画の質が悪くない限りYoutubeへの投稿は問題無いと思う。」
「僕の公式HPは独立したものだから誰かからクレームがくるかもしれないけど、それは僕からのものではないと思ってほしい。」



全世界にエイズや貧困などを啓蒙する画像であるからだと思いますがブライアンの返事、
素晴らしいと思いました。
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2007年12月03日

エイジア発表前のHere Comes The Feelingを聴いた。

CDを整理していたら、フランスのプログレバンドATOLLの「ROCK PUZZLE」というCDが出てきました。
このCD、2〜3年前に購入したもので、数回聴いただけという記憶で、内容的にはあまりぱっとしなかった印象がありました。
でも、実は一度も聴いていなかったか、少なくとも最後まで通して聴いたことは無かったことが判明。(汗)

ATOLL.JPG

このCDを購入した理由は、ジョン・ウエットンが参加しているからでした。
ちょうどUKが終わった後の、1981年にジョン・ウエットンがこのバンドに加入する話が進んでいたのです。バンドはヴォーカルとして加入させたかったのですが、ジョンはベースも弾きたかったので元のメンバーを追い出す形になりました。

で、僕がなんでこのCDを最後まで聴いたことが無かったことが分かったか、間抜けな理由を話します。
土曜日に車で遠方に出かける用事があり、ATOLLの「ROCK PUZZLE」を聴きながら運転していた時です。聴いたら知らない曲ばかりだったのですが、あまり聴いていなかったせいだと思っていました。
そうしたら、12曲目にいきなり聴き覚えのある曲がジョン・ウエットンのヴォーカルで流れて来ました。エイジアの「Here Comes The Feeling」です。

何でこの曲がこのCDに入っているの?、と一瞬とまどいました。自分で作ったコンピレーションテープにエイジアが混ざっていたような奇妙な感覚でした。
実はATOLLの「ROCK PUZZLE」には、エイジアの1枚目のラストの曲でもある「Here Comes The Feeling」が収録されていたのでした。
これを知らなかったという事は、このCDをちゃんと聴いていなかった証拠です。(大汗)

エイジアに収録される1年前の1981年に、既にこの曲は演奏されていたのです。
構成も殆どエイジアと同じで、スティーブ・ハウのギターが無いだけという感じで、デモテープというラフな感じではありません。

改めて「ROCK PUZZLE」のクレジットを見てみたら、全14曲で最初の8曲までがオリジナルの作品で、9〜11曲目がオリジナルの別バージョン、そして12〜14曲目の3曲にジョン・ウエットンが参加しているのです。
ブックレットには1993年にジョン・ウエットン自らの説明が1ページありました。普段はデモを作るときはラフに作って、だんだん歌詞を変えたりメロディーを変えたりするけど、このときは時間がなくて最初から完成した形で演奏したとのこと。

結局バンドとして3曲しかレコーディングできなかったのは、ATOLLを手放したくないポリドールと、ジョン・ウエットンを手放したくないEGという、レコード会社の争いがあったからだそうです。ジョン・ウエットンが英国に帰国して1ヶ月後、別のレコード会社と契約したので、すぐにジョン・ウエットンを迎えに行ったら「もう待ちくたびれたので、エイジアに参加する。」ということで、ATOLLは終了したらしいです。

そして1年後の1982年に大ヒットした「ASIA」のラストに「Here Comes The Feeling」は収められました。
ATOLLにジョン・ウエットンがすんなりと加入できていたら、その後のエイジアは無かったわけです。

右から2番目が“ATOLLのジョン・ウエットン”です。スリムです。

ATOLL-2.JPG

この話、既知のことだった方も多いかもしれませんが、それなりにウエットン関係を追いかけていたつもりだった自分には、ATOLLのCDから「Here Comes The Feeling」が聴こえてきたときには本当に驚きでした。
しかもそれとは知らずに購入後長い間放置。(滝汗)
3曲をウエットンが歌っており、そのうちの1曲の曲名は「Eye To Eye」です。こちらはエイジアのとは全然似ていない曲ですが、曲名だけもらったのかもしれません。

フランスのプログレバンド、ATOLLに関してはこちらのサイトに詳しく書いてあります。興味のある方にご参考まで。
posted by マット at 20:40| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする