2006年12月30日

ギター弾き収め

某所の忘年会セッションに参加してきました。楽しかったです。

1 Nancy session.JPG

2 Nancy session.JPG

明日は東京の実家に移動です。
車なので行き帰り、雪が降らないことを祈ります。

いいお年を。>皆様
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2006年12月29日

ヤン・アッカーマンが弾くクイーンの曲

先月のヤン・アッカーマンのライブを観てから、彼の音楽を聴くのがマイブームとなってしまっています。

HMVでCD2枚とDVDを購入しました。(amazonより安かった。)
一番右のCDはジャケ絵が見たことないやつだったのでしたが、コンピレーション盤でした。全部持っている曲で失敗しました。

1 CD, DVD.JPG

赤いジャケのCDはヤン・アッカーマンがステージで言っていた2004年の最新作です。ダンス音楽風の曲もあり賛否両論らしいですが、僕はOKレベルでした。

DVDはすごく良かったです。ライブも素晴らしいですが、インタビューが良かったです。(ドイツ語に英語字幕なので、ちょっとつらいものがありましたが・・・。) 音楽が好きで、億万長者になるつもりはないし、売れても売れなくても好きな音楽ができれば幸せだ、という感じでした。この辺は、宇井かおりさんからも僕は同じ雰囲気を感じます。観客が喜んでくれれば嬉しいというようなことも言っていて、これが名古屋でたった50人の観客でも上機嫌で演奏していた理由かもしれません。

DVDでは彼が部屋でリュート?を弾いている場面の時に、ギターコレクションが映ったのですが、そこの右から8番目のギターがメロディーメイカーに見えました。先日サインしてくれたときに「自分も持っている。」と言っていたのは本当だったようです。

しかし、最近ブライアン・メイのネタではなく、ヤン・アッカーマンばかり書いてますね。(汗)

さっきブライアン・メイ作曲のWho Wants to Live Foreverを、ヤン・アッカーマンが弾いている動画を見つけました。アコギで弾いていますが、少しスパニッシュっぽくなっているような気がします。ボーカルはBert Heerinkという人で、Vandenbargの元ボーカルで、現在はプログレバンドのKayakで歌っている人のようです。
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2006年12月24日

グラファイト・セラミック素材のギター

この前のヤン・アッカーマンのライブを観た後、フォーカスのコミュで知り合ったAkkermanさんの所有するギターの写真が掲示板に貼ってありました。

ヤン・アッカーマンのシグネチャーモデルで、その名はJakkermanというギターです。このギターの特徴は、木でできているのではなくグラファイトとセラミックの複合材を使用していることです。ネックとボディーは一体成型であり、ロングサステインが得られるらしいです。ブリッヂにはピエゾが付いているとのこと。

Jakkerman-2.jpg

Jakkerman.jpg

Jakkerman-4.jpg
(写真提供:Akkermanさん)

一番下の写真のサインを東京公演でもらった際、ヤン・アッカーマンは日本にこのギターがあるとは思わなかったらしく驚いていたらしいです。
所有者のAkkermanさんによると、「おそらく日本には1本しかない」とのこと。このJakkermanというギターを製作しているCATALYSTというメーカーによると、木と違って安定な素材ということですが、Akkermanさんによるとステージでは照明による熱によりチューニングが狂いやすいらしいです。

この珍しいギター、1月13日に東京の要町にあるデボラというライブハウスで行われるAkkermanさんのハード&プログレバンド、「Fourcast」のライブで使用するかもとのことです。

CATALYSTのサイトを見ていて気がついたのですが、先日ボトムラインでヤン・アッカーマンさんと会話したときに、「カーボン製のナットを使用している」と言っていたのはこれかもしれません。

「ギターのサインが消えないようにするには?」という会話をAkkermanさんと掲示板で交わしたのですが、僕は結局ホームセンターでクリア塗料のスプレーを買ってきて塗りました。プロの方に任せたほうが良いかとも思ったのですが、予算の関係で自分で作業することにしました。
以前、ギターではありませんがマジックでされたサインにクリアラッカーを吹きかけたところ、滲んでしまったという経験があるので、今回は水性塗料を使用しました。(水性塗料は、乾くと水には溶けなくなります。)

1 Spray.JPG

古いギターで、もともと表面がピカピカの状態ではなかったので、満足な状態に塗れたと思います。これで、弾いてもサインが消えることはもうありません。(^^)

ペグも交換して新しくなりました。交換前後の写真です。

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3 PEG.JPG

オリジナルの部品を交換すると価値が下がるという意見もありますが、メロディーメイカーはレスポールなどとは異なり高価なものではないので、あまり気にする必要はないかと思います。ペグを交換したらチューニングも安定しました。やはりギターは使いやすいほうがいいです。

追記:ちなみに今日、クリスマスイブはヤン・アッカーマン氏の誕生日です。(僕も先日ご本人から聞くまでは知りませんでしたけど。)
posted by マット at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月23日

ギター2本でジャムってきました

ヤン・アッカーマンのライブで知り合ったYさんと、2時間スタジオで遊んできました。
コード進行を決めて4回演奏しました。1回あたりが20分くらいで、交代しながらバッキングとリードを弾きました。こんなに長く連続して弾くのは久しぶりで、途中でコードを押さえる左手の甲のあたりが痛くなるわ、単純なコードなのに途中で見失うわで反省点がいっぱいありました。でも、楽しかったです。

僕がレスペ+デジテック・ブライアンメイペダル+VOX AD120VTX(アンプのポジションはAC30TB)で、Yさんがレスポール+コーニッシュ+マーシャル1959SLP。 コーニッシュは僕が持って行ったTB−83ですが、この組み合わせでYさんがセッティングしてジミーペイジ風の音。いい感じだったです。
Yさん、1年くらいギター弾いていないとのことで「自分としては30%の出来」と言っていましたが、僕から見たらかなり上手だったです。 聴いてきた音楽が僕とはかなり違うこともあり、弾くフレーズも僕が弾くのとは全く違う感じで、一緒に弾きながら興味深く聴かせていただきました。

来年1月にテリーボジオがボトムラインに来るので誘われました。一緒に見に行こうということになり、そのときの再会を約束してお別れしました。

しかしギター2本だけでも、家で1人で弾いているのとは全く違って楽しいものですね。
posted by マット at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月16日

Brenda and Her Majesty(略してBHM)

京都で行われたA Night At The RAGの「フレディーの勤労に感謝する日」というトリビュートコンサートにてBHMというバンドのステージを見たのはもう先月のことですが、ヤン・アッカーマンの記事など書いているうちに書く時期を逸してしまってました。(汗)

1 RAG.JPG
BHMと表記されているライブの宣伝を見たときには、最初Brian Harold Mayの略だと僕は思いました。
今回ここでいうBHMは表題のごとく Brenda and Her Majesty の略で、
あまりにも刹那的に一夜限りで消滅したQトリビュートバンドの名前です。

他のバンドもすべて良かったのですが、その中でも僕がこの日で一番気に入ったバンドなので、ここで取り上げたいと思います。

昨年このイベントを見に行ったときにもビックリしたのですが、この手のイベントに出場するバンドのギタリストさんは普通はレッド・スペシャルを使用するものなのですが、昨年もそして今年もレスペは1本も無し。
でも、本格的にクイーンの音楽を演奏するバンド、自分達の解釈でアレンジするバンド、それぞれ見ていて楽しめるので全然OKでした。やはりロックは楽しければいいのです。

中でも一番気に入ったBHMは、衣装は凝るけどQトリビュートバンドがクイーンにそっくりのものを使用するのとは別路線。だけど、音は、この日のバンドで一番クイーンに対する尊敬を感じさせるものがありました。

白雪姫?

2 Brenda.JPG

神主さん?
(この格好、ギター弾きにくいと思うのですが・・・、ご本人曰く「ブライアン・メイも初期はヒラヒラの衣装で弾いていたから同じようなもの」だそうで。(僕はちょっと違うと思います。(笑))

3 Yotatei.JPG

ライブが始まる前にステージ衣装を着たボーカルのBrendaさんとすれ違ったら、いきなり
「あら、マットさん。金欠病なのに、よくいらっしゃいましたね。」と言われてしまいまいした。orz

そうなんです。10月〜11月はライブ参戦で苦しかったです。(今も後遺症あり。)
散財したライブは、押尾コータロー、宇井かおり、ウエットン/ダウンズ、エリック・クラプトン、Kunio Kisida、スティーヴ・ハケット、ヤン・アッカーマン、そして自分も参加した京都北山
BBAでのQセッション。

なので、RAGには本当に全然行くつもりがなく、いろいろなところで「金欠病なので行かない!」と宣言していたのでした。でも、何故かスティーブ・ハケットを見に行った24日の夜に気が変わったのでした。(楽しいことが好きなので。^^;)
翌日の午後には「こだま」(「のぞみ」ではない^^)に乗って京都に向かう自分がいました。

話を元に戻しますが、このBHM、上の写真からは想像できないほどの素晴らしいクイーンのトリビュートバンドでした。

ギタリストのよたろう皇帝さんは、アーム付きのギターを持っていなかったのでギターを試奏できないヤフオクで「バクチのように」何本も購入して弾き比べて1本を選び、またエフェクターも何個も購入して「あの音」を作るのに悪戦苦闘したようです。

1曲目のキラークイーンが始まって音を聴いたとき、僕は「おっ!?」と思って瞬間的にステージ前まで行ってエフェクターを見に行ってしまいまいした。

そこにはレスペ使いのギタリストさん御用達のTB−83やフライヤーの姿は全く無く、露天商のように並べられた一群がありました。

注:写真にはその全貌は写っていません。(笑)

1 Yotaroh's pedals.JPG

これを見て、この音を聴いて、10月のQセッションで僕の出番が終わった直後にギタリストのよたろう皇帝さんが「ブライアン・メイの音や〜」と話しかけてくれた際に、僕のデジテックペダルを見て「え?これ1個だけ?」と言ったのが分かったような気がしました。ちょうどあの頃、彼は山のようなペダルと悪戦苦闘していたわけです。
よたろう皇帝さんのブログに、ギターのことなど、また、エフェクターについて更に詳しく書いてありました。

文章力が無いので、僕にはその素晴らしさを伝える自信はありません。
百聞は一見にしかず、彼らのステージを見てください!
(動画アップロードを快諾してくださった、BHMのメンバーの皆様に感謝します。)



↓ブライトンロックでのディレイ4回はご愛嬌。
(重箱の隅を突付くな!>自分)



ピアノのmaetakiさん、ドラムのてりいさんの衣装が見えないのが残念。ベースのさもさんの衣装はパイレーツオブカリビアンか?

あと、僕が良かったと思ったのはBrendaさんの、曲の内容にあわせたMC。
あまり観客にはウケていなかったようでしたけど、シアーハートアタックをLPが擦り切れるほど聞いていた僕には、素晴らしい演出に思えました。

テニメントファンスターが始まる前にはロジャーの独白。
ブライトンロックが始まる前には、登場人物のジェニーになりきって、Brendaさんの普段のしゃべりからは想像がつかない可愛いロリ声。ライブ音源をぜひ聴いてみてください(全18分)。

この日は他にも「オペラ座の夜」1枚まるまる演奏プロジェクトなどもあり、本当に新幹線乗って見に行った価値ありでした。

追記:
ちなみに、10月のQセッションで「神々の業」を僕が弾いたときのベースはさもさん、女性コーラス2人のうちの1人はBrendaさんでした。

追記その2:
Brendaさんのブログ見てたら、動画に映っているよたろう皇帝さんがブライトンロックのソロが終わった直後のクラッカーについて、こんなことが書いてありました。^^

>【皇帝のソロがダメダメだったら紐引かずにそのままクラッカーを投げつける予定でした(笑)見事に弾いてくれたので嬉しかったです〜♪】
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2006年12月11日

ASTONビルのペントハウス

ボンドカーの展示は今日までということなので、本日も犬の散歩も兼ねてバブリーな場所に行って来ました。

2 koro is waiting.JPG

2AM〓〓.JPG

エントランスには開店記念の花がいっぱい。

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豪華な車を今日も見学。見るだけならタダ。(笑)

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シートの、本皮のにおいがしました。

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価格が書いていないので訊いてみたところ、この車は3千万円。
なんと、家が買えます。(下世話で申し訳ありません。)
でも、レスポールの1958年頃のバーストも、価格が高騰して3千万円くらいするという話だ。7年前くらいに「なんでも鑑定団」に出たときに400万円くらいの額がついたときにも高いなぁと思ったのですが・・・。

アストンマーチンとレスポール、どちらかタダでもらえるならどっちが欲しいだろうか。(取らぬ狸の皮算用。)

一番安いのはどれですか? と訊いたらこの車でした。千六百万円也。

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エレベーターで3Fに昇ってみた。GBプレイスというブランドのお店でした。やはりバブリーな雰囲気。

ビジネス用スーツケースのプライスタグです。写真がぶれているのはビックリしたからというわけではありませんが、価格は29万4千円。(驚)
これ買うならギブソンのヒスコレを買います。(きっぱり。)

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時計なら無理すれば買えるかもという価格でした。

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4Fはレストラン&バーがあるようですが、通過して9Fのペントハウスに行って見ました。

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ここからの眺めはこんな感じです。

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さすがに中に入るのは躊躇したのですが、「中へどうぞ」と黒服の方が招いてくれたので着席。スパークリングワインまでロハでふるまっていただいてしまいました。

13 Penthouse.JPG

実は今日の散歩はもうひとつ目的がありました。先日ヤン・アッカーマンからサインをしてもらったメロディーメイカー、今までは手放す可能性も見越してペグはオリジナルのままだったのですが、我が家のお宝となったので、チューニングが狂いにくい新品に交換してもらうつもりでギターを抱えていたのでした。

15 Penthouse.JPG

先日のアッカーマン氏の助言をきかずに、ハードケースではなくギグバック入りだったりします。^^;

長居しすぎて、あたりは闇につつまれ始めています。照明で明るいけど、待たされた犬はいい迷惑。

16 Koro is waiting.JPG

3 AM〓〓.JPG

昨日の記事で、僕が「マンションかと思った」というのはあながち間違いではなかったです。
この建物、5F〜8Fは「The Aston House」という名前の賃貸マンションであった。「賃貸マンション」と書くと安っぽいけど、パンフによると「デザイナーズ・アパートメント」と呼ぶらしい。

4 AM〓〓.JPG

ギター屋さんに向かう途中、日本製の高価な車のディーラーの横を通りかかりましたが気後れしないのは気のせいか。(笑)

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ようやくNancyに到着。ギターをあずけて来ました。ペグの取り寄せに1週間かかるとのことでした。

18 Nancy.JPG

帰りに近くのイタリア車のディーラーを通りかかったので、ついでに撮影。

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窓の外から見たら、この店はプライスタグを表示していました。
手前のガンメタカラーのセダンは2千百九十万円でした。(溜息。)

21 Cornes.JPG

ビーグルさんは車の価格など我関せずの姿勢でした。

1 Koro is running.JPG
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2006年12月10日

アストンマーチン007ボンドカー

犬の散歩をしていたら、先日まで工事現場だった建物がいつのまにか完成していました。

1 AM.JPG

見上げると、こんな感じである。

2 AM.JPG

マンションか何かかと思っていたのですが、正体は車のディーラーのビルでした。
本日オープンとのこと。

3 AM.JPG


外に犬をつないで中に入ってみた。
パンフをもらうと、「粋な大人の証となる、英国空間。」と書いてあった。
80年代後半のバブルの時代を思い起こすような空間である。

4 AM.JPG

この車は非売品。5台しか作られていないアストンマーチン。
排気量は6000cc。

ジェームズボンドの映画「カジノロワイヤル」に使われた車で、3台は撮影でクラッシュさせたので、現存するのは2台だけとのことでした。

5 AM.JPG

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11 AM.JPG

展示してある他のアストンマーチンはぜんぶ、英国車なので右ハンドルだったけど、
このボンドカーだけは何故か左ハンドルでした。
コックピットは普通の車と同じ。仰々しいハイテクや新兵器は見当たりませんでした。

9 AM.JPG



待ちくたびれた散歩中の仔犬はいい迷惑。(笑)

12 Dear.JPG
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2006年12月03日

ヤン・アッカーマンからサインをもらった!

さて、これで僕のヤン・アッカーマン体験の記事は最後です。

サインしてもらうCDを、どれにしようか考えた。
僕はなんだかんだでヤン・アッカーマンのCDをたくさん持っている。
この他、コージーパウエルのソロとかギタースピークに参加したCD、
フォーカスものや、アナログのLPを合わせると、この倍くらいは
持っているはずである。
クイーン関係の音源よりも多いかもしれない。(笑)

1 Jan's CD.JPG

彼のCDは入手が難しい。店で見かけたときに買わないと二度と見かけないというケースが多いので、特に熱狂的なファンというわけでもないのに、いつのまにかこんなに増えてしまった。
CDの整理が悪いので、見つからないだけで写真以外にもあるかもしれない。
多分ヤン・アッカーマンの作品は、この倍くらいリリースされているはずである。

結局プレジャー・ポイントを持っていってサインをいただきました。

9 plesure point.JPG

サイン会では、CDを10枚持ってきて全部にサインをもらっている方もいた。僕もいっぱい持っていけばよかったなぁ。ヤン・アッカーマンさんはぜんぜん嫌がらずに応じていたし。
ちなみにその方が持っていた10枚のうちに、僕が持っていないものが2枚もありました。
彼がフォースフィールドのCDを出したときには、うれしそうに「これはコージーパウエルと一緒にやったやつだ。」と言っていました。

あと、先日ステーブ・ハケットさんにサインをもらったCDにもサインをいただきました。

SHE-1.JPG

このステーブ・ハケット最新作、国内盤のみイラプションのカバーが入っていることをアッカーマン氏に言ったのですが、彼はは初耳とのことでした。
ライナーノーツには、70年代にピーターバンクスの作品で一緒になったときからの知り合いというようなことが書いてあったので、そのことを尋ねたのですが、「彼のことは知らない」とおっしゃてました。

ボーナストラックのところをポイントしてくれました。(^^)

SHE-2.JPG

しかし、ヤン・アッカーマン氏は結構冗談とかが好きな、気さくな方に思いました。ネックを折った話とかとか、年齢のこととか僕が訊かない事も向こうからしゃべって来ましたし。

一方、24日にお会いしたスティーブ・ハケットさんは、僕が話したことにも相槌を打ったりするだけで会話は弾みませんでした。謙虚な感じで、聞き上手というか、寡黙なかただなぁと思いました。ある意味、イメージ通りの方で好感を持ちましたけど。
10年前のスティーブハケット&フレンズの時の、自分がしゃしゃり出るではなく、他の人たちを立てるようなステージングは、そのまま彼の謙虚な性格の表れだったのでしょう。

さて、持って行ったギターにもサインをいただきました!

Jan Akkerman's Autograph.JPG

ピックアップ配線を直列に改造して、ブライアン・メイサウンドを出そうと思っていたメロデーメイカーです。

ヤン・アッカーマンさん、「僕もこれ持っているよ。」と言ってました。
メロディーメイカーは入門用の初心者向けと思っていたので意外でした。
プロが使っているのを僕が映像で見たことがあるのは、ゲイリームーアくらいでしょうか? ピックアップをハムバッカーに交換して、いい音を出していた記憶があります。

'64 Melody Maker wiyth Jan Akkerman.JPG

裏にはバンドのメンバーさん達のサインもいただきました。絵入りでサインしてくれました。
ベースの絵はありませんが、ドラムセットと鍵盤です。

Basist??±.JPG

Drummer??±.JPG

Keyboard.JPG

最後にヤン・アッカーマンさんと記念撮影。残念ながらブレています。
前の記事に貼ったゆーつべの動画を見ると、撮影してくれたYさん、
「酔っ払って手ぶれした。」と言っていますね。(^^)

With Jan Akkerman.JPG

このギター、僕のお宝に認定です。金に困っても絶対手放しません。(笑)

この後、外に出てYさんとお別れしました。彼はボトムラインの目の前に駅がある地下鉄に乗り、僕は歩きで帰りました。
バンド+関係者ご一行も帰るところでした。別に追っかけストーカーするわけではないのに、帰る方向が一緒だったので彼らと同じ方向にしばらく一緒に歩いていました。
こちらの方向は、以前マイスパレードに遭遇した喫茶店の方向で、その隣に「大人のロック」で紹介された飲み屋があるのでそこに行くのかな?と思いましたが、その100mくらい前にあるこの店に入っていきました。

家に帰ってギターを眺めて1時間くらい呆けていたのですが、犬の散歩がまだだったことに気づきました。もう深夜で犬も寝ていたのですが「散歩に行くか?」と声をかけると喜んでついてきました。犬は付き合いがいいから好きです。(^^)

1 koro.jpg

あわよくばと思ってムービングウェーブスのLPを持って先ほどヤン・アッカーマンご一行が入った飲み屋の前まで行きましたが、中を見たらもう帰った後でした。(汗)
posted by マット at 12:50| Comment(4) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヤン・アッカーマンとの会話

サイン会終了後、お話をする機会があったのでいろいろ聞いてみました。
多分雑誌とかからの取材も無いのでは、と思うのでこれから記すことは
貴重な情報?かもしれません。

3.JPG

僕「黒いレスポールはフォーカスの時に使用していたものですか?」
アッカーマンさん「いや、違うものだよ。」
僕「新しいものですか?」
アッカーマンさん「いや、年代は一緒のものだ。」
僕「じゃ、同じものを2本持っていたということですか?」
アッカーマンさん「そうだよ。」
僕「昔のは、どうして使わないのですか?」
アッカーマンさん「シェイプが悪くなったから使っていない。」
(注:直訳です。会話の流れをとめたくなかったので、どういう意味かあえて聞き返しませんでした。ネックが反ったという意味か?あるいは見栄えが悪くなったということか??)

僕「60年代のものですか?」
アッカーマンさん「いや71年のだよ。」
僕「と、いうことは、ブリッジは交換したのですか?」
(注:ゴールドの私が見たことの無いトレモロ付きのブリッジでした。」
アッカーマンさん「USA製のパーツで素晴らしいよ。」
僕「なんていうメーカーですか?」
アッカーマンさん「oooo」
(聞き取れなかったです^^:)
僕「え?、どいいうスペルですか?」
アッカーマンさん「Stetsbarって綴るんだ。」
僕「使用すると、どんな感じですか?」
アッカーマンさん「もう素晴らしいよ! チューニングも全然狂わないし。
あと、ナットはカーボン製のにしてるんだよ。」

僕「フロントピックアップのトーンポッドのところに付いているスイッチは何ですか?」
アッカーマンさん「あれは、フェイズを変えるスイッチだよ。」
僕の心の中の声「今日は触っていなかったようだけど、レスペみたいにフェイズイン、フェイズアウトの切り替えができるのかぁ。」

アッカーマンさん「ところで、僕が昔使っていた虎目(タイガーラインといってました)の レスポールがどうなったか知ってるかい?」
僕「知りませんが・・・。」
アッカーマンさん「この前、ネックが折れてしまって、今リペショップにあるんだよ。」
僕「え?、どうやって折れてしまったのですか?」
アッカーマンさん「ソフトケースに入れて置いておいたら、間違えて踏んじゃったんだよ。」
僕の心の中の声「多分ビンテージだよなぁ。もったいないなぁ。」
アッカーマンさん「レスポールはネックに角度が付いているから折れやすいんだ・・・君もソフトケースには入れないほうがいいよ。ハードケースじゃなくちゃ・・ね。」

アッカーマン氏「もうすぐ僕は60歳なんだよ。」
僕「え? もっと若く見ますよ。」(帽子をかぶっていてハゲが見えなかったせいかもしれません。)
アッカーマン氏「今59歳なんだけど、来月誕生日なんだ。」
僕「と、いうことはブライアン・メイと同い年なんですね?」
アッカーマン氏「え? 誰?」
僕「ブライアン・メイです。クイーンの・・。」
アッカーマン氏「ああ、知ってるよ。彼も同じ年なのか、知らなかったよ。」
僕の心の中の声「そういえば、ブライアンの方がデビューが遅いので多分年下だと思っていたのかな。」
僕「来月のいつですか?」
アッカーマン氏「クリスマスイブだよ。」

会話はこのような内容でした。

ヤン・アッカーマンさんが教えてくれた、彼のギターに付いているブリッヂのメーカーを帰宅して早速ネットで調べました。

ブリッヂの質問したので、ヤン・アッカーマンからはモグリのファンと思われたかもと思いました。ヤン・アッカーマンの写真とか出ているし。(汗) 
これってブライアン・メイに使用しているアンプのメーカー訊くようなものですよね。^^
(って、僕はブライアンのファンだからVOXだということを知ってますが、先日見に来ていた人が全員ブライアンのアンプがAC30だと知っているという訳ではないだろうから、まあいいか。^^)
posted by マット at 01:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヤン・アッカーマンのギターを観た!

今回のヤン・アッカーマンのライブは休憩15分を挟んでの2部構成で、トータルで2時間半ほどありました。

先日記事に書いたブルノートで見たウエットン/ダウンズ同じくスティーヴ・ハケットの2倍の長さです。

シンセサイザーの美しいイントロとともに、ヤン・アッカーマンのバイオリン奏法のギターで始まりました。もうこの音を聞くだけで、明らかにヤン・アッカーマンの音です。
しかしSGやレスポールでバイオリン奏法が出来るヤン・アッカーマンは、かなり指が長いのでしょう。僕はストラトであればできるけど、レスポールだと小指をボリュームに架けると、ピックを持つ指がブリッヂのあたりにようやく届く程度です。

ギター弾かない人には何の事か分からないかもしれませんが、バイオリン奏法というのはジミーペイジがバイオリンのボウで弾くあれではありません。
ボリュームをゼロにしておいて弦を弾くとともに、ボリュームを上げるという弾き方です。こうするとバイオリンのような音に聴こえるため、このネーミングが付いています。

第1部ではソロになってからの曲、フォーカス時代の曲もたくさん弾いて、素晴らしい演奏でした。フォーカスU、フォーカスVなどはすごく感動しました。これらの曲を聴くと、なんだかヨーロッパの風景が目に浮かぶような気がします。

MCで「30年ぶりに日本に戻ってきた。」と言うのを聞いて、あれ?と思いました。
と、いうのは93年のハウステンボスでのジャズフェスティバルに出演しているから、
13年ぶりのはずだからである。

「次の曲は・・・、言わないでおこう」と言って弾き始めたのは、悪魔の呪文(原題Hocus Pocus)でした。コージーパウエルのソロCDや、ギタースピークのCDに参加したときも、この曲のリフを鳴らしており、ヤン・アッカーマンのトレードマークといっても過言ではないような気がします。アコギを弾く最近の動画でも最後にこのリフが少し出てきます。

第1部のラス前にシルビアも演奏しました。この曲の邦題が「いとしのシルビア」という題名だったことは、本日リアルタイム世代のYさんから聞いて初めて知りました。
これが終わるとヤン・アッカーマンが「ラストに可能ならハウスオヴザキング弾くけど」と言ったときに観客の反応がないので、「ハウスオヴザキング聴きたくないの? じゃやめようかな。」などと言うので、「その曲僕好きです。やって下さい!」と反応してしまいました。観客少ないし近いので、声がステージに届くのがなんだかいいですね。^^
ハウスオブザキングはアレンジされていて、セルフカバーといった感じでした。

休憩になり、あたりを見渡すと観客の年齢層はかなり高い。僕の世代が一番下の年齢層という感じであった。「流浪の宮殿」のライナーノーツを見ると、ヤン・アッカーマンは73年のメロディーメイカー誌の人気投票ギタリスト部門で、エリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、ジェフ・ベックといった人たちを抑えて堂々1位を受賞したことがあるとのことである。この頃に聴いていた人たちが多いのであろう。
しかしそのギタリストが観客動員50人ではなぁ〜。(溜息)

第2部のためにヤン・アッカーマンがステージに現れました。そしてSGを持って、次のようなことを言いました。「このギターは20年ぶりに使うから故障するかもしれない。でも、ギターテクがいい状態にしてくれているから大丈夫だ。」
演奏を始める前に、横にいるYさんが「イラプションやって〜!」と言いました。ヤン・アッカーマンがちらりとこちらを見たので、僕も「イラプショーン!!」と大きな声を出しました。しかし、演奏したのは別の曲でした。
別にギターの調子悪くなったようには僕には見えなかったのですが、1曲目の途中でアッカーマン氏はギターテクにSGを渡して、レスポールに交換しました。大阪公演では使用しなかったというブラックビューティーの登場です。フォーカスがヒットした頃の映像を見ると、黒いレスポールカスタムを弾いているシーンがよく出ています。同じギターかもしれません。前回書きましたが、ブリッヂが見慣れないゴールドのアーム付きになっていて、フロントトーンのツマミがなくなっており、代わりにスイッチが付いています。

ふと気がつくと、ステージから一番前のテーブルまでは2mくらい間が空いています。
変な例えですが、なんだかレースをやっていてコーナー侵入の際、前車の内側に隙間があってイン側に入りたくなるときのような気分になりました。横にいるYさんに「前に行きません?」と誘って、二人でステージの真ん中ヤン・アッカーマンの真正面の至近距離に移動しました。
床に座って、見上げてヤン・アッカーマンの演奏を見ました。彼から2mくらいしか離れていません。最高の位置です。(^^)v

この距離感といい見上げた感じといい、これはまさしく昨年バルセロナでブライアン・メイを見たときと同じ。
「前を向いている分には「ボトムライン」とか小さなライブハウスにいるような感覚でしたが、後ろを振り向くと「うわっ」というような観客(2万人くらい?)で驚きました。」と書きましたが、同じような距離と角度で、バッチリ弾いているところが至近距離で見ることができました。ただ、後ろを振り向くと、ここではやっぱり50〜60人でした。(汗)

曲が終わると、ヤン・アッカーマンが僕のほうを見て微笑んでいる。何かと思ったら、僕が持ってきたギターのソフトケースに書いてある文字を読んで「バーンズ・ロンドン!」と言った。そして、「僕も持っているよ。」というので、「本当?」と返答しました。 
ヤン・アッカーマンの声はマイクを通しているので後ろの人にも聴こえているのですが、ソフトケースが見えないかもしれないので、大きく上に掲げました。 
観客少なくスカスカだから、後ろからも見えて必要なかったかもしれませんが。(汗)

この後、イラプションを演奏しました。Yさんと僕が叫んだから応じてくれたのか? 
まさか、そんなわけないですよね。(笑) 
例の泣きのギターを弾いたあと、途中にいろいろな曲を挟みながら、最後にまた泣きのギターに戻り、20分くらい弾いていた気がします。でも、ムービングウエイブスB面まるまる1曲の組曲ではなく、間に挟んだのは別の曲でした。 イラプション、最高でした。こういうギターが弾けるようになりたいです。

近くで見るヤン・アッカーマンの奏法は、それはもう見ていて素晴らしいものでした。 バイオリン奏法や、ピックを使わずに指で弾くときもあり、フレーズの合間に入れるハーモニックス、本当に素晴らしい奏法でした。 速弾きの時のピッキングは、今の高速ギタリスト達とは違う、当時のギタリスト達、リッチー・ブラックモアと同じオルタネトピッキングです。
スイープ奏法とか、その他最近の技とどっちがいいかとかは好みに分かれますが、、実は僕はオルタネイトピッキングしかできません・・・。(汗)

第2部が終了し、アンコールもありました。 曲は「最新作のシーユーから」と言っていましたが、
「スローマン」という曲でした。 このCDは聴いたことがないので、知らない曲です。ステーブンキングのどうのこうのって言ってました。タリスマン、キャリーというキングの作品と同じ題名の曲を確かコージーパウエルのソロ作品でヤン・アッカーマン弾いているし、もしかしたらアッカーマン氏は彼のファン? この曲も結構良かったです。

演奏が終了しtてステージを去るときに、ステージ上のヤン・アッカーマンに手を差し出したら握手してくださいました。

Yさんと一緒にペダルを見たらマルチでした。LINE6と書いてあったので、コルグのものです。Yさんによると、そのなかで最高級グレードのものらしい。

ギターテクの人が、黒いレスポール、ブラックビューティーを片付けに来たので、「これは、フォーカス時代のものですか?」と訊いてみた。
彼「分からないけど、ビンテージだと思いますよ。」との回答。
僕「ブリッヂは交換してありますね?」
彼「そうですね。」
僕「このスイッチ(ポッドの代わりに付いてるもの)は何ですか?」
彼「すみません、分かりません。実は私はドラマーなんで、ギターのことは良く分かりません。」
僕「え?ヤン・アッカーマンがあなたのことをギターテクって言ってませんでしたか?」
彼「いえ、僕はただの楽器運びです。」
僕「SGからこのギターに交換するときに、何の問題もなく故障したようには見えなかったのですが、あれはこのギター弾くための演出だったのですか?」
彼「ご想像にお任せします。(笑)」

というようなことがありました。

その後にサイン会がありました。 サイン会はこんな感じでした。 ここで僕が彼に質問したのは、上にも書いたように、93年にジャズフェスティバルで九州のハウステンボスに来ているのに、ステージで「日本に来るのは30年ぶり」とやたら連発していたので突っ込みを入れたわけです。(ヘタレ英語ですみません!)
「飛行機に16時間乗ってきたら、アムステルダムや港もあるし、カフェもある。 日本にいるなんて思いもしなかったよ!」とおっしゃっていました。
 
ハウステンボスの写真を見ると、ヤン・アッカーマンさんが言うことも納得できるような気がします。僕もこれ見て、日本だとは思えないです。(汗)

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(写真提供:PEPPER軍曹さん)

持って行ったギターがどうなったか、じらしてスミマセン。>さもさん
posted by マット at 00:20| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月01日

ボトムラインでヤン・アッカーマンを聴いた

ボトムライン名古屋で、ヤン・アッカーマンのライブを見てきました。

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クラプトンの時に引き続き、またもや急に会議の召集がありました。会議の開始が16時半。
議題を見ると、僕の担当分は6番目の項目でした。またピンチです。
今回は会議を主催した他部署の課長に掛け合って、担当分の議事を1番目に換えてもらうように交渉してピンチを逃れました。急に召集されたこと、用事があって都合が悪いことを主張してあったので、今回はクラプトンの時と違い自分の関与する議事が終了したら堂々と退室できました。
もちろん、用事の内容がロックコンサートであることは明かしておりませんけど。(汗)

こうなることを恐れて、昨年11月のクイーン+PRの時は休みを取ったのにその時は何ともなかったので油断していました。ちなみに、その日はやることなくて夕方まで家でゴロゴロしていたのですが、後で聞いたらブライアン・メイは会場入り前に名古屋城を観光していたとのこと。行けば良かった。

しかし、やはりこれからはライブ見に行く日は、早めに年休取得申請する作戦が必要か。

マイミクのPEPPER軍曹さんの掲示板に、大阪公演ではグッズの販売は無く、その代わりサイン会があったということ書いてありました。
彼は、紙ジャケCDにサインをもらったとのことでした。

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(写真はPEPPER軍曹さん提供。上にあるヤン・アッカーマンの写真も。これは大阪でチケット先行予約した人用の、当日のライブで撮影されたおみやげ生写真だそうです。)

ウエットン/ダウンズの時や、スティーヴ・ハケットの時には会場でCD買ってサインしてもらいましたが、今回はCDを持っていかなければなりません。どのCDを持っていこうか迷ったときに、ふと部屋に置いてあるギターが目に付きました。

そういえば、昨年Queen+PRの時はブライアン・メイが名古屋場で観光していたことを後で知って、「自分のレスペを持参して行けばブライアンのサインがもらえたのになぁ〜」と思ったことを思い出しました。実際、あの時のライブ終了後のカラオケハウスでの二次会では、
ガイトンのレスペにブライアンのサインをもらったという方がいました。

「よし、ギターを持っていこう」とソフトケースに入れました。
ボトムラインは近所なので自転車で行こうと思っていたのですが、万が一こけた場合ギターが壊れる可能性があるので、徒歩で会場に向かいました。
途中のコンビニで液体燃料を補給。だってボトムライン、燃料が高いんだもん。(笑)

会場についたのは開始10分前。

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チケットを出して中にはいると2階に行く階段は閉鎖されていました。どうやら今日は客が少ないようです。
1階のフロアに入るとやはり少なかったです。50〜60人程度。ヤン・アッカーマン、もう2度と来てくれないかもしれません。

ガラガラとはいえ、前の方のテーブルはほとんど埋まっています。
ステージにはゴールドのSGと、黒いレスポールが置いてありました。
大阪ではSGのみだったらしいのですが、今日はレスポールの音が聞けるかもしれません。
2本とも、僕が見たことのない金色のアーム付きブリッヂが付いています。
また、レスポールの方はフロントのトーンのポッドが外されて、なんだか分からないスイッチに換装されていました。Focusの時に使っていたギターと同じかなぁと思いながら少し眺めました。

ギタリストのライブの場合は、真ん中よりも左に席を位置するほうがいい場合が多いです。どこで弾くかにもよりますが、中央よりも右を向いて演奏するケースが多いので、そのほうが指板、指の動きがよく見えて楽しめます。しかし、今日は左の席はちょっと空いていない感じでした。そこで右に向かって移動すると、中央よりもやや右側の位置、一番前のテーブルよりはやや後ろに位置するテーブルに1人で座っている方がいました。
「ここいいですか?」と訊くとOKとのこと。よかった。
その方、僕がギターを持っているのを見て「ギター弾くの?」と尋ねてきました。ヘタレギタリストである事を話すと、その方は昔プロを目指していた程の腕前で、当時の知り合いにプロのギタリストの方もいるとのことでした。僕よりも3歳年上で、フォーカスをリアルタイムで聴いていたとのことでした。

僕はフォーカスは、高1の時に初めてセカンドのムービングウエイブスを聴いたのですが、もうヤン・アッカーマンは脱退していたはずです。バンド自体もあったのかどうか・・?
初めて聴いた印象は、友人が絶賛していた「悪魔の呪文」は、何だか最初のリフだけカッコイイけど変なヨーデルとか入るしイマイチだなぁというものでした。しかし聴き込むと速弾きフレーズとかはあまり好きではないけど、バラード調の曲でゆっくりと弾くギターはいいなという感想を抱きました。2曲目とか、B面まるまる1曲のイラプションの中で出てくる泣きのギターは素晴らしいと思いました。今でもヤン・アッカーマンの速弾きのフレーズはそんなに好きではないですが、バラード調の曲で時々ものすごく美しいフレーズが瞬間芸のように飛び出すところが魅力的だと思ってます。高校の頃には中古盤やカット盤(CD時代の現在、死語ですね・・)を安価に購入して、結局1枚目のインアンドアウトオブフォーカス、ムービングウエイブス、フォーカス3、アットザレインボウのライブ、ハンバーガーコンチェルト、マザーフォーカス、シップスオヴメモリーズといったLPを入手しました。
今はCDを買っても、めったに何十回も聞くことはありません。ひどいときは買って1回も聴かずにしばらく放置しているときもあります。でも、当時は結構1枚のレコードをしつこく何回も聴いていました。フォーカスというバンドは、1回目はそうでもないけど何度も聴くうちに良くなってくる、という曲が多いと思います。いろいろなバンドの、いろいろな曲を聴きましたが、僕の場合は1回目にいいなと思った曲は飽きが早いケースが多いです。

同席させてもらったYさんから、フォーカスにまつわる当時の話などを聞いていると、19時半の定時にメンバーがステージに現れました。ヤン・アッカーマンはSGを手にとりました。レスポールはバックアップなのでしょうか?

長くなって来たので続きはまた。
posted by マット at 23:59| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする